東北産の私が関西に馴染むまで

2017年結婚に伴い岩手から兵庫に越してきたばかりの三十路が関西に馴染むまで。

婦人科通いの話

2015年に市の検診で子宮頸がん検診に行きました。

 

2015年6月 子宮頸がん検診

指定された病院で検診を受けました。

診察中に、

先生「生理結構辛いでしょ?」の一言。

 

確かに。

 

でも生理が酷いのはもう最初っから背負っていて、毎月恒例の当たり前の儀式だと思っていた私。

人と比べることなんて出来っこないけど、

間違いなく、人よりも重いんだろうなあと自覚はあったんです。

生理開始一週間程度前からのよく言われる予兆はもちろん、

ひとたび開始すれば三日目あたりまでは絶えず鎮痛剤を服用しなくては立っていられない状況もしばしば。お腹が痛くなる前に飲んでおかないと冷や汗止まらず学校や会社を早退することも何度もありました。

腰やお腹はもちろんだけど頭も痛いし吐き気もするしなんかもうとにかく全部。

体調不良はすべて生理のせいにしてきました。

あまりに酷いので、高校生の時にも母に連れられて病院を受診したんです。

その時は貧血も併せて鉄剤と漢方の処方だったかな。

 

子宮頸がんもこれが三回目の検診だったけど、

今までは何も引っかからずにきていたのでここにきてまさか生理辛いでしょって言って貰えるなんてちょっと驚きでした。

 

人よりも辛いし、量も多いかなって思ってます

 

と告げると、諸々の検査を受けることになりました。

まずは血液を採って、内視鏡、超音波エコー。

 

結果、

血液中の値からも子宮内膜症ですとのこと。

そしてそんなことよりも重度の貧血だとのこと。

ヘモグロビンも6.8という値で人の半分っていう話。

 

貧血とも長年お友達だったので、左程驚くことも無いしいつも通り動けてはいるわけでほんと世の中の人は私の倍もヘモグロビンをお持ちなのかすごいな!じゃあ私完治したら空飛べるんじゃ!って先生に言ったのも今はいい思い出です。そうです本当に元気なんです。身体がそれに慣れきっているんだろうって話でした。負担かけまくって申し訳ないですね私の身体…いつもありがとう…

体質もあるから、食事でどうこうってのは難しいというのも学生のころから言われていたこと。

今回も鉄剤を処方され、あとは漢方。

そしてお初にお目にかかった「低用量ピル」です。

正直結構抵抗ありました。やっぱりイメージが避妊でしかなかったからです。

これによって、女性ホルモンを落ち着かせる→生理良好!!

 

そういう使い方もするのかーと初めて知りました。

 

子宮内膜症はピルを飲んでいれば良くなるのかというと、

そういうわけではないという話をされたのがショックでした。

 

「あなたが妊娠を望むまでは飲み続けるんだよ」

「出産によって改善したりもするからね、早いとこ産んだらいいよー」

 

先生軽いなあ…

そもそも子宮内膜症な時点で妊娠に黄色信号なのでは…と、どんどんブルーになりました。

 

そしてこのピルが馬鹿に出来ないお値段。

保険外なのは承知の上ですが、一か月分(ワンシート)5000円だと言う。

 

5000円は痛いいいいいいいい出費のせいでお腹も痛いいいいいいいいいい

通院費に毎月1万円弱も婦人科に払うの?!?!??!?WHY!!!!!!?

 

もうほんとにそんな気分です。

治るかもよくわからないのに!???!なぜ!???!?!

 

 

とまあ散々のたうち回っていますが、ピルの威力は本当に凄かったです。

毎月当然の如く遅れまくっていた生理周期がピタっと定まるし、

お腹や腰の痛みがすggggggggggggggこく和らいだんです。

そしてちょっと汚い話ですが、

出血量の激減。むしろ本当にこれが生理なのかとこっちが不安になる程の出血でした。

4日目以降なんてほとんどないじゃないか。なんだこれ。

あんなに毎日薬漬けだった私が、

生理初日一回の鎮痛剤で乗り切れるなんて…本当に信じられない…世の中の女性はこんなに楽をしているの…不公平…一か月のうち二週間はしっかりと具合悪かった私が、生理を恐れずに日々を過ごすことが出来るようになりました。

 

副作用はあったの?

と友人から聞かれることもあったんですが、

残念なことにずっと酷い生理状態だったので多少の頭痛や吐き気、腹痛、憂鬱さ、肥満、なんかは全然気にならないようになってしまっているんです…

だから副作用でーとか偉そうに語れることは何一つ感じていません。残念。

 

その後鉄剤は半年飲み続け、

半年後の採血で貧血克服に至りました。

 

 

備忘録とは言えちょっと長くなったのでまた次回に持ち越します。

本当に書いておきたいことはまだ書けていないwwww