31年生きてきて初めての通勤満員電車
物凄いアトラクションだなと思いました
何につけても、
旦那にもよく言われているんですが
「譲ったらあかん」
これに尽きます。
もちろんモラルの範囲内で行動すべきですがね。
田舎出の私は、
ちょっと人混みに遭遇するとスッと身を引いたり譲ったりして、
自分が意図しない方向に流されていったりしちゃうんです。
エスカレーターなんかいくら待てば気が済むんだという感じで立ち止まっちゃいます。
あと改札付近も上手に波に乗れません。
そこは強い意志をもって、
とにかく前へ前へ突き進まないといけないんですよね。
同じように電車。
乗車前から、見るからに
いやー…これ以上どうやって乗るんだよ…無理だよ…次の電車でいいや
なんて受け流したりしちゃうんです。
時間の制約さえなければいい話なんですけど、
今回電車通勤を余儀なくされてる身なので、時間にはシビアです。
そう。
乗 ら な け れ ば な ら な い
どうしてもグッと乗り込む勇気が出ない私が至った結論は、
じゃあもう後ろの人に押してもらおう。
鮮やかな他人任せです。
文字通り、背中を押してもらう作戦。
不可抗力ですぅ…と言わんばかりの感覚で、
なちゅらるに私ごとぎゅうぎゅうに押し込んでもらって乗車完了。
ああ、勇ましい都会の皆さん…今日もありがとうございます…
お陰様で無事に電車に乗車することが出来てます…
などという感謝の意を胸にしておりますので、
いっくら身動き取れず、息もめたくそ苦しく、
ひたすらに足がつりそうになっていても、我慢が出来てます。
だって一人じゃこの船に乗れないから。
きっと半年もすれば、
私自身も戦士側に転身しているに違いない。
玄関出て30秒で車に乗り鼻歌しながら出勤なんてのは、
本当に贅沢だったんだなと振り返る、関西に越して4ヶ月でした。