東北産の私が関西に馴染むまで

2017年結婚に伴い岩手から兵庫に越してきたばかりの三十路が関西に馴染むまで。

寒いんですけど

思ってた感じとは違った

 

 

入籍から早2か月が経ちました。

 

あちこちで

現地人のみなさんと触れ合う機会があると当然のように言われるのが、

 

「関西は暖かいでしょー!」

 

そうなんです。

暖かいんです。

 

スマホ片手に現在の気温を見ると10℃とあります。

そして私の地元である岩手は現在2℃とあります。

 

歴然の差。

東北や日本海側では3月に入った今も、雪が雪がとニュースでやってますね。

雪と無縁の生活を手に入れたわけです。

 

 

数字と言う目に見える形で立証されているにも関わらず、

ここははっきりと言わせてほしい。

 

それでも寒いんだ。

 

まず第一に、

東北での生活で必需品である車を手放した件。

岩手なんて一人一台所有が当たり前。じゃないと仕事もろくに出来ない。

玄関を出て30秒足らずで車に飛び乗っていた私からすると、

玄関を出て吹きすさぶ風を一身に受けながら自転車を漕いで買い物に向かう今の状況はそりゃ寒いわけです。

3月の関西、マフラーだって手袋だって必須です。

チャリユーザーは大概マスクもしてる。ニット帽もかぶってる。

みんな凄い防寒術だ…勉強になります…

風がやたらと冷たいしすっごく強い。建物が多いからか。

車生活だと正直マフラーや手袋、なんなら上着すらいらないからね。だいぶ身軽で楽してたんだなあ。

 

 

第二に、

岩手では、家中で暖房器具フル稼働してたからね。

一部屋一台の石油ストーブは当然の如し。

そして朝から晩までつけっ放し。

朝起きたらまずすることはストーブのスイッチを入れて二度寝

起きると室温がマイナスを示してることだってあるんだもん。まずは布団から手を伸ばしてスイッチ。手が届く場所にストーブ。

実家は築30年軽く超えていたので床暖なんかも無いし、そうなるよね。

なので実家では、

常にストーブとお友達、いつも小脇に抱えている状態でした。好きで好きですり寄っていく感じ。

当然のごとく関西では石油ストーブなんて無縁だし、

天高く掲げられたエアコンによる温風のみ…これが無性に物足りない。

そしてエアコンというもののスイッチを入れることが大罪であるかのように暮らしてる今。だって電気代が気になるんだもん…。相場が分からないからビビってる…。

 

で、

そこで助かっているのが、コレ。

 

item.rakuten.co.jp

 

家にいる時は基本これを身に纏って生活してます。今も。

そしてこれを纏ったまま寝てます。暖かい。肌触りが良い。ぬくぬく。

そしてさらに首には毛糸のスヌードを装着して料理したりしてる。

たまにエンカウントする宅急便のお兄さんにどう思われているのだろうか…。

 

 

とまあ寒い寒と愚痴をこぼしていますけど、

あと一か月もしたら暑い暑い言うんだろうか…

関西の夏は長くてジメジメって聞いてもう嫌になってる…

きっと衣食住全てに渡って身構えなくてはいけないことがあるんだろう。